ジーンズの膝穴 横糸足し仕上げ

東京都の緊急事態宣言は6月20日まで延期されました。

経済が止まってしまいますが、緊急事態ですので仕方がありませんね。

クリーニングも修理も厳しい状況ですが、ネットでの受付も行っておりますのでお願いいたします。

さて、今回はジーンズ(ジーパン)の穴修理、横糸足しのご案内です。

横糸がボロボロで無くなってしまったケースですが、似たような綿糸を使用し、布で裏あてをして補強します。

大きな穴ですと、裏あてが無いと糸が切れたり、糸が外れてしまったりする可能性がありますので、布で裏に補強を行います。

 

ここまで穴が大きいと修理も時間がかかりそうですが、残った横糸を生かしつつ、糸を足して補強をします。

 

 

なるべく違和感なく、横糸を戻してみました。

もちろん裏あてをして補強しておりますので、丈夫になっております。

修理をすれば、また長く履いていただくことが出来ます。

ここまで破れるまで長く着ることの方が大変だったと思いますが、綺麗なダメージを作ったおかげで、横糸も綺麗に収まりました。

膝上やももの部分は、自然と薄くなってしまうのがズボンの特徴です。

ビジネスズボンなんどは、裏地で補強されていますので、裏地が破れるなんて現象もよく起こります。

それだけ歩くことでの生地への摩擦というのは、生地を傷める原因になっていて、日々積み重ねることでその人独特の破れが生じます。

破れてもお気に入りのジーンズとして、蘇ります。

新品よりずっと履いていた愛着のあるジーンズが、オリジナルのダメージのデザインとなります。

修理方法は様々ありますので、お気に入りの修理方法をご指定いただければ幸いです。

 

今回のジーンズは、ダメージジーンズですので手洗いでしっかりと汚れを落としてから、修理をいたしました。

ダメージジーンズの洗いは1,100円~です。

色落ちしないように、静止洗いで酵素でしっかりと溜まった汚れや臭いを取り除いていきます。

洗ってから修理をすると、黄ばんだジーンズも横糸がしっかりと白くなり、たんぱく汚れでカチカチのジーンズも柔らかくなり、修理もやりやすくなりますし、お客様にはたいへん喜んでいただいております。

 

よろしくお願いいたします。

マルエイクリーニング

前田俊雄

この記事を書いた人

Toshio Maeda
Toshio Maeda
八王子市のマルエイクリーニングです。
大切な一般衣類をお直してみませんか?
すぐに捨ててしまうのは「もったいない」ですね。
弊社はキズ・穴修理500円~で「接着修理」を、「かけはぎ」は5,000円~で承っております。生地によっては、縫い合わせた方が綺麗になります500円~。
ニット・洋服のキズ・穴修理は、『穴かがり修理』500円~『縫込み修理』500円~『編み直し・かけはぎ』5,000円~まで、お客様の仕上がりのご要望に合わせてお見積りいたします。
ジーンズリペア(1,000円~)ファスナー修理(800円~)もおすすめです。

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