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ドライクリーニングでの洗浄

もうすぐ梅雨も明けますね。
ただ、じめっとした時期が続き、洗濯ものが乾かないためコロナ禍でもコインランドリーは大盛況ですね。

クリーニングは?
やはり、外出が制限されているために、洋服を着る機会が少なくなり需要は減っています。

それでは、今回はクリーニング業で使われている溶剤についてご紹介したいと思います。

家で行う洗濯とドライクリーニングの違いは、溶剤を使用する点にあります。

家では洗えない難衣料だけがクリーニングの対象だと思っている方も多いと思います。

しかし、実際には水での洗濯では落ちない皮脂汚れというものが一番多いのを知っていましたか?

例えば、綿製品のチノパンやパンツに点々としみとして残ってしまう油汚れなども皮脂が影響しているんですよ。

ドライクリーニングは溶剤を使用するために、水洗いして取れない皮脂が綺麗に落ちるんです。


冬は、乾燥するために皮脂が多く出るイメージがありますよね。

冬物のコートやジャケットの襟元を見ると濃い色になっているのがほぼ皮脂汚れです。

夏もしっかり汗が出るので水分が多いですが、皮脂も多く含まれているんです。

特に汗が多く出るために、皮脂だけではなく、たんぱく汚れなどで裏地がカチカチになったり、湿気が多い時期は、皮脂以外にも臭いの元となる汚れが蓄積して雑菌が発生しやすい時期でもあります。

臭いは、湿気が多いほど広がりやすい特徴があります。だから、この梅雨時期は臭いが気になるんですね。

温水でジャブジャブ洗える衣類は、色が出にくい衣類や素材が綿や化繊などと以外と少ないので、家庭ではなかなか皮脂は取れにくい汚れなんです。

ドライクリーニングについてのプロに聞くと様々な意見があり、全ての業を営んでいるクリーニング店で意見が違ってきます。

こだわるところは違いますが、全て基本があっての違いなので溶剤管理という溶剤を綺麗に保ち、綺麗に被洗物を洗い上げるということがクリーニング店の仕事となります。

以下は、ドライクリーニングの素朴な疑問です。いろいろな疑問がありますね。

1) 石油系溶剤(ゾール)について

・ゾール自身のもつ臭いのこと、ゾールの特性など、

・価格と性能について

・石油系溶剤で洗う意味を深く知りたい

 

2) ゾール、パーク、フッ素など各種溶剤と水について

・代表的な溶剤のメリットデメリット、洗浄力など

 

3) 水と油では、どちらで洗い続けた方が黄変しやすいのか?

・なぜ、ウエットがいいというクリーニング店さんが多いのか疑問?

 

4) ソープと濾過・蒸留について

・なぜすすぎ工程がないのか?

・新液でフィニシュ洗浄しないのか?

・濾過(フィルター)で本当に溶剤はキレイになるのか?

・蒸留の問題点は?なぜベースタンクで薄めるだけなの?

 

5) 汗抜きドライって「あり」な考え方なのか?

・乳化させて大丈夫なのか?

・液管理はちゃんと出来るのか?

・臭いの問題は?

 

6) ソープ管理について

・どうやって管理をしているのか?

・濃度の適切な管理方法とは?

 

クリーニング業は、最も大切な「洗い」や「溶剤」を取り扱うことの出来る唯一の業です。


これらの素朴な疑問について、当店のWEBサイトでは当店独自のこだわりをたくさん紹介しております。

家庭では出来ないドライクリーニングの大切さをご理解いただき、上手にご利用いただけると幸いです。

当店では、衣類の寿命を延ばし、綺麗な状態で着用するための仕事として、修理も行っております。

今回は、夏も気になる黄ばみ原因である皮脂汚れについての紹介をさせていただきました。

マルエイクリーニング

前田俊雄

この記事を書いた人

Toshio Maeda
八王子市のマルエイクリーニングです。
大切な一般衣類をお直してみませんか?
すぐに捨ててしまうのは「もったいない」ですね。
弊社はキズ・穴修理500円~で「接着修理」を、「かけはぎ」は5,000円~で承っております。生地によっては、縫い合わせた方が綺麗になります500円~。
ニット・洋服のキズ・穴修理は、『穴かがり修理』500円~『縫込み修理』500円~『編み直し・かけはぎ』5,000円~まで、お客様の仕上がりのご要望に合わせてお見積りいたします。
ジーンズリペア(1,000円~)ファスナー修理(800円~)もおすすめです。

マルエイクリーニング
〒192-0912  東京都八王子市絹ヶ丘1丁目22-20
TEL・FAX 042-635-6234
営業時間 AM8:00~PM7:30
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