ブルゾンの深黒染め

暑い日々が続いております。

東京は外出規制もあり、家で過ごされている方が多いかと思います。

私もお盆休みは、必要な買い物以外はほとんど外出することはありませんでした。

そんな非日常の生活が続いていますが、衣類の整理や片付けに追われている方も多いかもしれませんね。

今回は、色が抜けてしまった綿素材のブルゾンの黒染めをご紹介いたします。

ブランド品のブルゾンですが、紺色が抜けてしまっています。

これでは着用するのは気が引けてしまいますね。

そこで、黒く染めて使えるようにいたしました。

2回染めで、真っ黒になりました。

気になる色の濃淡も、黒色なら消すことが出来ます。

今回は、8,000円(税別)の料金です。

ボタンや、革の部分は全て取り外してから高温処理いたします。

しわも多く残りますので、クリーニングのプロの仕上で極力しわを取り、ボタンなどの付属品を取り付けてからお返しさせていただきます。

ブランドのロゴの刺繍につきましては、ポリエステル糸など化学繊維を使用している場合は染まることはございません。

ただ、綿の糸を使用している場合は染まってしまいます。(見た目の判断では、綿糸かポリエステル糸かはほぼ分かりません。)

タンスにしまっていた、色の抜けた綿素材のコートや、ブルゾン、Tシャツ、ポロシャツなどを染める事例をご紹介させていただきました。

★黒染で染まる素材は、天然繊維(綿、麻、絹、ウールなどになります。カシミヤなどデリケートな素材は染められません。科学繊維ですとナイロンも染まりますが、しわが残ります。

★混紡繊維については、例えば、グレーの綿60%ポリエステル40%などの場合は、綿は染まりますがポリエステル繊維は染まらないため濃いグレーなどの見た目になります。元の色によって染まる色が変わってきます。

★シミなどが付いている場合は、その部分だけ濃くなることもございますので、しみ抜きや洗濯でしっかりと汚れを落としてから染めることになります。

クリーニング、修理、染めの知識が必要なケースが多いので、ご相談をいただいてからのお見積りになります。

大事な衣類は長く着ることもECO活動になりますね。

捨てる前にお気に入りはご相談くださいませ。

 

マルエイクリーニング

前田俊雄

この記事を書いた人

Toshio Maeda
Toshio Maeda
八王子市のマルエイクリーニングです。
大切な一般衣類をお直してみませんか?
すぐに捨ててしまうのは「もったいない」ですね。
弊社はキズ・穴修理500円~で「接着修理」を、「かけはぎ」は5,000円~で承っております。生地によっては、縫い合わせた方が綺麗になります500円~。
ニット・洋服のキズ・穴修理は、『穴かがり修理』500円~『縫込み修理』500円~『編み直し・かけはぎ』5,000円~まで、お客様の仕上がりのご要望に合わせてお見積りいたします。
ジーンズリペア(1,000円~)ファスナー修理(800円~)もおすすめです。

マルエイクリーニング
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