かばんの持ち手 巻革修理
かばんの持ち手 巻革修理
令和元年もあとわずかですね。
当店もクリーニングの急ぎが多くなり、皆様同様忙しく過ごしております。
さて、今回は巻き革交換の事例をご紹介いたします。
合皮で出来ている巻き合皮を、本革にいたします。
だいぶ合皮が劣化していてボロボロです。
これでは使えませんね。しかもしっかりと縫い付けてあるので、黒い合皮を剥がすだけでは違和感があります。
特に手汗で、合皮が加水分解しやすい部分ですので、丈夫な本革に交換をすることをおすすめします。
新しく巻き革を作り、交換をいたしました。
交換には、アメリカンホックの取り付けも必要でしたので、ハンドプレスで取り付けました。
プレスをしているところです。
プレスが終わると、このようにアメリカンホックがしっかりと取りつきます。
今回の巻き革修理は3,000円(税別)です。
合皮は柔らかいので、本革も薄くてもとても丈夫な山羊革を使用して巻きつけました。
これで、長く使えるようになりますね。
厚い革ですと、持ち手に重ねて巻くために厚みと幅が出てしまうため、掌に入りきれなくなり、持ちにくくなってしまいます。
革の持ち手では、広がりを防止する「ストラップ」も重要な存在になります。
ストラップがあると、いつでもすぐに持ち手を重ねて持つことが可能になり、上下に重ねることで幅を抑えることが出来ます。
かばんは、移動のためのツールですから持ちやすい本革は手に馴染んで最高ですよ。
アメリカンホックを始め、様々なスナップボタン交換も可能です。
財布のバネホックなどもよく依頼がありますよ。
マルエイクリーニング
前田俊雄
この記事を書いた人
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八王子市のマルエイクリーニングです。
大切な一般衣類をお直してみませんか?
すぐに捨ててしまうのは「もったいない」ですね。
弊社はキズ・穴修理500円~で「接着修理」を、「かけはぎ」は5,000円~で承っております。生地によっては、縫い合わせた方が綺麗になります500円~。
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マルエイクリーニング
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