ジーンズボタン修理
ジーンズのボタン付け直し修理。
PTO5のジーンズのボタン修理です。
ボタンが外れてしまったようですね。
下地の生地が広がってすっぽりぬけてしまってます
ストレッチのジーンズや付け根がゆるいものなどの場合こうゆうことがあるように思います。
下地に裏から生地で補強接着しましてミシン刺し(ミシンタタキ)で補強修理しまして下地デニム地を強化
とれたボタンの下鋲を取り外し切取りまして新しい下鋲でボタンを付け直しました。
ジーンズ用のボタン、タックボタン・ネオバーボタンなどと言われるボタンですね。
金属で作られた裏から鋲で差し込んで止めるタイプのボタンです。
クローズドタイプ、ドーナツタイプ(真ん中に穴が開いている)、すり鉢形状、首ふりタイプなど色々タイプがあります。
また、裏鋲も一本足と二本足などがありますね。
今回のタイプは二本足のドーナツタイプでしょう。
今回はとれたメーカーの物を再利用して加工させていただきました。
ですがこの加工すべてのボタンにできる加工ではありません。
まずはドーナツの2本足、これは一番加工できるケースが多いと思います。
もちろんボタンが損傷なく残っていることが条件にはなりますが、二本足は足が丸まって止まっているタイプですのでドーナツタイプの場合上から丁寧に外せばきれいに外れるケースはよくあります。
次はドーナツの1本タイプ、これも裏鋲をうまく壊して残った芯を上からきれいに抜けば再利用できるケースはあります。
首ふりタイプやクローズドタイプは再利用は難しいかと思います。
まれに裏鋲だけきれいに外れてボタンに損傷が無い場合などは再利用できるけーすもありますが可能性はかなり低いかとおもいます。
どちらにしましてのメーカーボタン再利用は傷んだボタンを再度利用する加工になります、また替えが無い状態ですので失敗したりする場合もあります。
必ず成功する加工ではないですので、ダメな場合は代替のボタンで加工させていただくことご理解いただいてからの加工となります。
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