デニムショルダーバッグのやぶれ穴修理


デニムバッグ、ショルダーバッグの破れ穴修理です。

ファスナー淵、上部分のデニム生地が破れて切れています。
革と生地の別素材のお品物ですとよくあるケースでもありますが、異素材の淵部分では負荷がかかりやすく切れやすくなります。
こういったバッグの場合その点注意して使用したいところですね。

どこをばらして直すか?

他店でお見積りもしたのですが全体をばらして加工しなければと、かなり高額な見積だったようです。
今回は、ファスナー上部分のやぶれ(切れ)ですので天ファスナー(一番上の大きなファスナー部分)を外さず、中の袋部分を解いて、切れている部分にアプローチしています。
ばらす部分を減らすことで工程を少なくして加工できます。

しっかり補強で強度確保

切れている部分を裏から縫いこみましてファスナー淵の飾り囲い革の部分に収めて仕上げ、裏から厚めの補強布を接着して強度を出しております。
表からは修理箇所をなるべくわからないように加工しつつ、裏からしっかり補強しております。

色々なアプローチで修理します。

色々なケースがありますから、保証はできませんが、仕上げ方法を工夫して考えれば、お見積りも変わる場合もあります。
完全に元通り直すには、限界がある場合でも、希望する条件が低ければ(使えれば良いというような場合)は別のアプローチも検討できる場合もあります。
バッグの修理などでお悩みの場合、まずはご来店いただいてご相談ください。

この記事を書いた人

川畑誠之
川畑誠之アトリエ革作・ジーンズリペア工房jeans704代表
ジーンズや皮革製品など厚物中心に修理・メンテナンスをしております。
ジーンズリペア工房 jeans704 ・バッグ修理工房 革作Re
111-0053
東京都台東区浅草橋2-24-3 1F
TEL : 03-6876-4821‬
LINEで送る
Pocket

アトリエ革作LINE@友達登録

アトリエ革作(修理工房革作・ジーパン修理工房jeans704)のLINEに登録することができます。
お問合せはこちらから