リュックの黒塗色装

グレゴリーのリュック塗装前
グレゴリーのバック 塗装前
グレゴリーのバック塗装後
グレゴリーのバック 塗装後

黒色の再塗装

グレゴリーのバックの色が褪せてしまったため、黒塗装をいたしました。

塗装は黒色のみ行っております。

大きさにもよりますが、料金は1万円前後になることが多いです。

作業工程

作業は、剥がれた塗装や汚れを取り除くためにしっかりと洗い、汚れを取ります。

再塗装のじゃまになる劣化した合皮や古い塗装は取り除く必要があります。

しっかりと乾燥してから塗装面を確認し、ツルツルの部分は少しやすり掛けをしたりして塗装がのりやすくします。

塗装してはいけない場所もありますので、しっかりとマスキングをしてから塗装に入ります。

塗装は、溶剤を吸着するフィルターを使用した吸引機を使用しながら、スプレーガンで塗装をしていきます。

スプレーガンでは塗れない生地が入り込んだ部分や入り組んだ部分には、筆塗りで厚く塗料を塗っていきます。

スプレーが出来ない生地には、筆塗りで全体を塗っていきます。

乾燥には時間をかけて行い、何度か同じ作業を繰り返して塗料の色を安定させて定着させます。

最後にしっかりと色むらがないかを確認をして、色が剥げにくいようにコーティングをしていきます。

 

染色(染め)と塗装の違い

衣類と違い、厚く硬い生地ですので、黒く染める方法では熱で縫い糸が縮む可能性があります。

そのため、塗装という方法でしか製品の色を変えることが出来ません。

塗装は、生地表面に顔料で塗膜を作ると同時に、ナノ顔料を溶剤と共に繊維に染み込ませて定着させる方法で行っています。

梅雨時期は塗装が出来ません。

梅雨時期は、湿気が多いため塗装には向かない季節です。(塗装中に塗料が湿気を吸うと、水蒸気で塗装面が白くなってしまいます)

合間の晴れて湿気の少ない日をさがして塗装をしています。

そのため、塗装にはお時間をいただくことがございます。

また、黒色以外の塗装は行っておりません。

元々黒色のバックでしたら綺麗に染まることが多いですが、

色変えの場合は、下地の色が残るため、大量に塗料を使用しなくてはなりませんが、完全には黒く仕上がりませんので、ご理解くださいませ。

ほつれなどの修理

ほつれやファスナーの修理も同時に行うことが可能です。

 

マルエイクリーニング

前田俊雄

この記事を書いた人

Toshio Maeda
Toshio Maeda
八王子市のマルエイクリーニングです。
大切な一般衣類をお直してみませんか?
すぐに捨ててしまうのは「もったいない」ですね。
弊社はキズ・穴修理500円~で「接着修理」を、「かけはぎ」は5,000円~で承っております。生地によっては、縫い合わせた方が綺麗になります500円~。
ニット・洋服のキズ・穴修理は、『穴かがり修理』500円~『縫込み修理』500円~『編み直し・かけはぎ』5,000円~まで、お客様の仕上がりのご要望に合わせてお見積りいたします。
ジーンズリペア(1,000円~)ファスナー修理(800円~)もおすすめです。

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