綿ズボンのファスナー交換

今回は定番のズボンのファスナー交換です。

ズボンのファスナー交換は1,800円~(1,980円~税込み)です。

今回は、エレメント(務歯)が1つ欠けたため、スライダーが外れてしまった場合です。

エレメントが壊れてしまうと、スライダー交換修理が出来ないため、ファスナー交換となります。

 

務歯が外れてしまっています。

ファスナーテープの色がズボンと合っていないため、色も変えて新しいファスナーを取り付けます。

下画像のファスナーはYGIP(紺色)という商品を、ミトラ(グレー)という商品に交換しています。

YGIPは、ジーンズなどによく使われているファスナーで、金属色は、アンティークゴールドが多いです。

ミトラは、ズボン全般に使用され、端の部分が少し湾曲していて、閉めやすくなっています。

使用されている金属色は主にシルバーが多いです。

セミオートファスナー

ロック構造は、YGIPもミトラもセミオートという構造で、引手を下げるとスライダーがエレメントを押さえてロックをして動かなくなります。

引手を上げてロックを外すとスライダーが動きます。

セミオートスライダーを固定する構造と、完全自動(オートマチック)の違いは、セミオートは引手を人の手で下げてロックをしないと止まらないためセミを付けています。

手を離せば止まる構造のオートロックとは区別されています。

ズボンのスライダーは、途中でロックする必要はなく、一番下あるいは一番上にスライダーを固定すれば良く、途中で止めることはほぼありません。

そのため、途中でスライダーを止めておく必要がないため、ズボンには主に「セミオート」が使用されています。

ズボンで多く使われる大きさは、主に3と5サイズになります。

ズボンのファスナー交換

ズボンのファスナー交換修理は、一番多いファスナー修理です。

良く上げ下げすることと、汚れやすいため、金属の劣化が早く進むためだと思われます。

スライダーのみの交換ですと1,100円くらいで修理が可能です。

エレメントが外れたり、テープが切れてしまうとファスナー交換となります。

ファスナー交換は1,980円~となっておりますが、修理の難易度によって金額が異なります。

ファスナー周りが汚れている場合は、クリーニングも同時にさせていただいております。

特に劣化の原因となる汚れで多いのが小尿による黄ばみ汚れや臭い、汗による硬化などによるものです。

女性物のパンツは、前だけではなく、横にある場合も多く、ファスナーの種類は、ミトラとYGIPの他に、樹脂製のエフロンやコンシールファスナーも多く使用されています。

女性のパンツは、裏地と一緒に縫い合わせてある場合も多く、修理の手間がかかるためにお値段も少し高くなることがあります。

 

マルエイクリーニング

前田俊雄

この記事を書いた人

Toshio Maeda
Toshio Maeda
八王子市のマルエイクリーニングです。
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マルエイクリーニング
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