ゴールデンウィーク中もネット通販は好調のようですね。

中古市場も活況があり、アパレルも在庫の処分方法を考えたり、消費者も衣類を大切にリサイクルしている方が増えているようです。

今回は、ジーンズの股の穴修理です。

完全に穴が開いてしまったジーンズです。

穴を塞ぐために、共布を当て、補強布を付けてミシンでたたき修理をします。

あまり密に縫うと固くなってしまうので、ほどほどにミシンで叩き、補強します。

茶色系の横糸のジーンズですので、擦れると茶色くなる生地です。

共布は、在庫している茶色系はございましたが、擦れ方が足りないので紺色が目立ってしまいますが、使っているうちに馴染んでくると思います。

 

股修理のお値段は、お尻の穴修理の場合、3,300円～4,400円（税込み）くらいです。

補強のみ、穴修理のみ、前部分も補強など、いろいろなパターンがあり、人によって擦れ方が違うのがジーンズの股修理です。

それぞれに見積もり金額が変わりますので、ご理解のほどお願いいたします。

基本は、名刺大で1,000円～ですが、股修理は大きく補強しないと破れてしまうので、通常は名刺大では収まらないため、サービス価格となっています。

股の修理は、どのくらい大きく補修するか、手間がかかるかなどでお値段が変わります。

ついでにポケットの穴や、いろいろな箇所の穴修理も同時に補修される方も多いです。

補修すると味が出るというか、自分だけのジーンズになることが喜びに感じていただける方もいらっしゃいます。

エシカルとも似た、デニムを大事に使い続ける「おしゃれ感」を楽しんでいただければと思います。

 

ユニクロのジーンズや、お安いジーンズの補修も多くなっています。

結構良い生地を使っているので、捨てるにはもったいないですね。

購入するより修理代金が高く付くこともあるようですが、修理をすれば使えることに喜びを感じていただいている方も多くいらっしゃいます。

修理代金のディスカウントには応じられませんが、お客様が修理方法を選んだり、おすすめの直し方のご提案などもさせていただきます。

横糸の白い糸を残したい。

横糸の色をしっかり消したい。

ジーンズと同じ色の縦糸で全体に普通にたたき修理をしたい。

裏にお気に入りの生地を当て、穴を目立つようにしたい。

同じようなデニム生地を当てて補強したい。

太い糸で違う色でデザイン的にステッチを入れたいなどなど。

お客様によって、様々なご要望がございます。

ホームページからも、発注書を印刷することが出来ますので、ご利用いただけると幸いです。

ジーンズ用お客様カルテ

ジーンズのクリーニングも承っております。

臭いがきつくなった。硬くなって使い心地が悪い。黄ばみがきつくなった。

などは当店のつけ置き洗いと酵素の力ででしっかりと汚れを落としましょう。

もちろん、手洗いですので、ダメージが進んだり、色が落ちすぎるなんてことはございません。

（汚れによっては、多少は色落ちしますが綺麗になると生地は長持ちしますよ。）

 

マルエイクリーニング

前田俊雄

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