ズボンのホック修理
年末は、サラリーマンの皆様の戦闘服である背広も、少しお休みで手入れをするにはちょうどいいですね。
今回は、修理では最も多いズボンの修理です。
ズボンは、体の中でも力が一番強い足の動きをサポートしています。
そのため、破れたり、穴が開いたり、シミが付いたり、汗汚れや皮脂汚れ、たんぱく汚れなども着用すればどんどん蓄積します。
ホックもその一つで、お腹が膨らんだり縮んだりするのに、引っ張られまくってます。
ズボンにはウエスト部分を止めるフックの他に、ボタンが付いていることが多いですね。
実は、ボタンに力がかかるようになっていてホックは止めやすくするための物なんです。
力はボタンの糸にほとんどの加重がかかるように作られているにも関わらず、ボタンが取れてしまうとホックに想定以上の力が加わり壊れてしまいます。
壊れたホック
このホックは特殊でして、メーカーによっていろいろな種類があるために、在庫していても合わないことも多いのです。
そのため、壊れたホックを元に戻すには、とにかく丈夫に付けるために工夫をして取り付けることになります。
今回は、工夫をして元のホックを取り付ける修理をいたしました。
新しいホックを購入して交換するよりはお安い修理となりました。
本当はボタンの方が大事なのですが、ボタンが外れていても気にしない方が多いのがズボンです。
ホックが壊れないようにするためにも、ボタン付けとほつれ修理もしておきました。
内側のボタンも、外側のボタンも、しっかりと閉めることは、ホックを守るためにとっても重要なんですよ。
ベルトも飾りだけではなく、ズボンのウエスト周りの部分を保護しているんです。(ウエストが広がるとボタンやホックが壊れやすいので)
おしゃれ=長持ち
そんな時代になってきましたので、ビジネスの身だしなみと修理は両立するのではないでしょうか?
物を大事にする方の味方でありたいと願う、クリーニング屋からの修理の投稿でした。
マルエイクリーニング
前田俊雄
この記事を書いた人
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八王子市のマルエイクリーニングです。
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マルエイクリーニング
〒192-0912 東京都八王子市絹ヶ丘1丁目22-20
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