ポロシャツの脂しみ
ポロシャツの脂しみ
夏が終わり、ポロシャツをしまう季節ですね。
そろそろ、クリーニングに出そうかな?!と思う方も多いでしょう。
それでは、クリーニングに出すと何が違うのでしょう?
クリーニングに出すと、家で洗っている水洗いもしてくれますが、脂を落とすことも可能です。
通常、家で洗うと襟の皮脂が取れないので、どのどんと溜まってしまい、黒ずんでしまうことも多いですね。
クリーニング屋さんには、ドライクリーニング(溶剤)や、しみ抜き(脂を取るスプレーガン)があります。
簡単に説明すると、脂は油で洗い流すのが一番綺麗に取れるんですね。
水や温水で、どんなに洗剤や酵素の力を借りても取れない皮脂汚れが、綺麗に取れてしまいます。
Before 皮脂で黒ずんでしまった、水洗い後のポロシャツ
汚れで色が抜けていて、さらに黄ばんで黒ずんでいます。
分かりやすいように今回は、シルクビートガンというしみ抜き機の油性溶剤の粒子の力で、皮脂汚れを押し出して抜いて行きます。
下にはバキュームで溶剤と汚れを吸い取ってくれる機械がありますので、溶剤で濡れたままではありません。
バキュームで、汚れを下に吸い込みながら、エアーと温風で下に抜きます。
After 襟が綺麗になりました。
しかし、色が抜けていますので、白っぽくなっています。
気になる方は、この状態から色を乗せて、また新品のように着れる状態にいたします。(襟だけ全体に少し色は濃くなります。)
今回は、襟の皮脂汚れについてお伝えさせていただきました。
たまには、ポロシャツも水洗いだけではなく、ドライクリーニングをすると綺麗になって長く使えますよ。
襟の色かけについて
襟の色かけは、当店の別のブログをご参照下さいませ。まだまだ、使えるようになりますよ。
ポロシャツの黒染め
さらに、全体に色が褪せていたら、黒染めで全体に染める方法もおすすめです。
黒染めは、ロゴの糸が綿の場合は黒く染まりますが、ポリエステル(化繊)の場合は染まりません。
綿とポリエステル繊維の見極めは、ルーペで確認する程度でしょうか。
黒染めには 深黒染めと黒染めとがありまして、「深黒染め」は2度染めますので深い黒に染まります。
当店では色替えは、黒染めをおすすめしています。
マルエイクリーニング
前田俊雄
この記事を書いた人
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八王子市のマルエイクリーニングです。
大切な一般衣類をお直してみませんか?
すぐに捨ててしまうのは「もったいない」ですね。
弊社はキズ・穴修理500円~で「接着修理」を、「かけはぎ」は5,000円~で承っております。生地によっては、縫い合わせた方が綺麗になります500円~。
ニット・洋服のキズ・穴修理は、『穴かがり修理』500円~『縫込み修理』500円~『編み直し・かけはぎ』5,000円~まで、お客様の仕上がりのご要望に合わせてお見積りいたします。
ジーンズリペア(1,000円~)ファスナー修理(800円~)もおすすめです。
マルエイクリーニング
〒192-0912 東京都八王子市絹ヶ丘1丁目22-20
TEL・FAX 042-635-6234
営業時間 AM8:00~PM7:30
定休日 日曜・祝日
駐車場あり
京王線 北野駅・長沼駅より徒歩10分程度
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